グラデーション
グラデーションの効果
グラデーションは、色を段階的(リズミカル)に変化させながら並べた多色配色です。
虹や夕焼け空に見られるような、色の境界がはっきりしない連続した色の変化もグラデーションです。
順序がバラバラである(変化する段階の順に並んでいない)配色は、連続性によるリズムが生まれないため、グラデーションとは呼びません。
グラデーションを使うと、配色に動きや流れを与えることができます。
隣り合う色は類似性を、両端の色は対照性をもつため、統一と変化のバランスがよい配色です。
グラデーションには、色の三属性のうちのどれを動かすのかによって、いくつかの種類があります。
色相のグラデーション
色相のグラデーションは、明度と彩度はできるだけ統一して、色相だけを変化させる配色です。
トーンは同一トーンとし、一定の色相差で色相を変化させることでつくることができます。
特に、高彩度のトーンを使うと色相の違いがわかりやすく、効果的です。隣り合う色どうしの色相差は1〜3の範囲にするとよいでしょう。
明度のグラデーション
明度のグラデーションは、色相と彩度はできるだけ統一して、明度だけを変化させる配色です。
色相は同一色相とし、トーン図の縦方向になるべく等間隔でトーンを変化させることでつくることができます。無彩色でも作ることができ、その場合は一定の明度差で並べるようにします。
彩度のグラデーション
彩度のグラデーションは、色相と明度はできるだけ統一して、彩度だけを変化させる配色です。
色相は同一色相とし、トーン図の横方向になるべく等間隔でトーンを変化させます。
しかし、PCCSのトーン図では、横方向の一直線上に並んでいるトーンが少ないため、どうしても明度も一緒に変化してしまい、完全な彩度のグラデーションをつくることが難しいです。
そのため、PCCSで作るグラデーションでは、次に解説するトーンのグラデーションの方が一般的です。
トーンのグラデーション
トーン(明度・彩度)のグラデーションは、色相はできるだけ統一して、トーン(明度と彩度)を変化させる配色です。
色相は同一色相とし、純色から明清色(もしくはその逆)、または純色から暗清色(もしくはその逆)へと並べると効果的です。